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第九

友人が第九だけで50枚超のCDを持っている、という話をしていました。
それを聞いていたら、一年の締めくくりはやはり第九という感じがしてきます。
きょうはフルトヴェングラーの合唱を。
今年は第九が再び人気を高めたと何かの記事で読みました。
あれは新聞の文化欄だったでしょうか。
おぼろげな記憶ですが、概略、震災後のつながりを求める心と、第九の特に合唱人気の関係に言及したものだったように思います。
有名も無名も本当に多い第九。
それだけやはり客を呼べるということなのでしょう。
確かに、合唱のもたらす連帯感、第九という曲の持つ喜びのイメージは日本人の心に馴染むのかもしれません。
この曲を聴いていると、いろんなことがあっても、結局はよかった、いい一年だったという思いがこみ上げてきます。
そのとらえ方こそが、ある意味「日本人的」なのかもしれません。
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author : cpbadm-f | - | -