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ピアソラ没20年

あやうくパスワードを忘れかねないくらい、更新が滞っていました。
日付が変わってしまいましたが、7月4日はピアソラの命日でした。
そのとき、私は高校生でした。
初めてピアソラの音楽を聞いたときの、「古くて新しい音楽」という印象を今もよく覚えています。
系譜をたどると、生涯、実験を繰り返していた人でした。
タンゴからクラシックをめざし、再びタンゴを軸にした新しい音楽を目指してフランスから帰国。
エレキを取り入れたブエノスアイレス八重奏団は、保守的なタンゴファンから猛攻撃を受けたといいます(wikipedexia)。そしてさらに新境地を求めてニューヨークへ。
オリジナル作品にはテンポなどの指示が少なく、また書かれている指示通りに弾くのでは今ひとつと言われます。まさにピアソラ自身が音楽だった、という気がします。
また「アディオス・ノニーノ」を聞こうと思います。
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author : cpbadm-f | - | -