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「花」

この季節になると、聞きたくなるのは、滝廉太郎の「花」です。
歌詞が美しいことは承知の上で、とてもフルート演奏が聴きたくなります。
なぜなのだろうと考えてみると、小学生時代の記憶に行き着きます。
少し年上に、フルートが上手くて有名な人がいて、何かのコンサートだったか何だったかで、「花」の演奏を聴きました。
心に沁みる、とても美しい演奏でした。
その彼女は、今は後進を指導しつつ、演奏活動を行っている、と聞いています。
ところで残念ながら、これほど「花=フルート」と思っているのに、手持ちのフルート関係のCDの中に、「花」の演奏がひとつもないことが判明。
この渇望は、実はないものへの憧れだったのかも、などと思っています。
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author : cpbadm-f | - | -