<< 黒猫 | TOP | ウクレレ >>

グリーングリーン

ジャズにアレンジされた「グリーングリーン」を聞く機会があり、聞きながらいろいろなことを考えていました。
この曲はもとは、米国のフォークグループ、ニュー・クリスティ・ミンストレルズが1963年に歌った曲。
小学校の教科書にも確か載っていて、「二度と帰ってこない」お父さんというのは、一体どういうことなんだろう、と子供心にも重く感じた記憶があります。
この詩は訳詞ではなく、片岡輝氏による作詞。そもそもオリジナルでは、「パパ」ではなく「ママ」が登場すると言います。
私は子供の頃から何となく、この詩に描かれている父親像が、「日本的」でない感じがすることを不思議に思っていました。後になって、訳詞なのだろうと思いましたが、そうではないと最近知りました。
この曲が歌われた時期の時代背景や、片岡氏自身の来歴なども併せ、推測をすることしかできませんが、「なぞ」の多い歌。それがこの歌が長く歌い継がれている理由の一つでもあるかもしれません。
-
author : cpbadm-f | - | -