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ユンディ・リ

一般紙の経済面で、最近ビジュアルを全面に押し出したクラシックアーティストが相次いで登場している、という主旨の記事を読みました。
日本人アーティストが何人か挙げられていましたが、それを見て思い浮かんだのは、ユンディ・リ。
2000年のショパンコンクールを中国人として初めて制したピアニストです。
日本ではキムタク似というルックスの話題が先行しがちですが、緻密なテクニックと圧倒的な表現力で、本当に好きなピアニストの一人。
今年はEMIクラシックスと契約してショパン作品の録音に傾注するということで、ショパン年の楽しみのひとつでもあります。
音楽がイメージだけで売られる時代だとは思いませんが、彼のビジュアルと21世紀のショパンのアンバランスなバランスが、多くの人を惹きつけているようにも思います。
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author : cpbadm-f | - | -