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一斉演奏

先月、台湾で子供4645人が一斉にバイオリンを弾き、ギネス記録を更新した、というニュースを聞きました。
報道によると、参加したのは3歳から18歳まで。これまでのギネス記録はロンドンの4000人だったそうですが、今回の演奏は、規定の5分間を30秒上回るものだったと言います。
演奏が行われた台湾中部の彰化県は、バイオリン教育に力を入れているとのこと。さぞ壮観だったことと思います。
向かいのおばあさんが弾いている大正琴の音色を聞き、こちらも一斉演奏の記録があったはずだと思いついて調べたら、2009年に琴伝流が2864人のレコードを打ち立てていました。
何の曲を、どんな形で、といった具体的な様子を知りたいところですが、この手のニュースは短いのでその術がなく、数千人規模の響きに思いを馳せ、想像するのみです。
大勢による一斉演奏といってほかに思いつくのは、サントリーの「一万人の第九」。気づけばもう冬の声を聞く季節になりました。震災のあった今年は、一斉演奏による連帯感に特別のメッセージを覚えそうです。
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author : cpbadm-f | - | -