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愛の挨拶

音楽関係の知人から過去のコンサートのプログラムが送られてきました。
プログラムに載っている曲の解説文は彼の手によるものだそうです。
その中にエルガーについての文章がありました。
エルガーといえば、行進曲「威風堂々」が有名で、私自身も小中学校のときに、好きでよく聞きました。
ただエルガーの人となりについての知識はありませんでした。
送ってもらった文章によれば、エルガーは紳士で愛妻家。
妻のアリスの「信頼と献身によって」支えられ、彼女の死後の創作活動ははかばかしくなかったそうです。
有名な「愛の挨拶」も結婚生活の中で作られた曲。
そう聞くと、心弾む明るい旋律に生き生きとした二人の生活が思い浮かびます。
作曲者の生涯と曲を重ね合わせると、また音楽の味わいが増します。
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