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コーヒーカンタータ

バッハのカンタータ211番。コーヒーカンタータ。
この曲はあるラフなコンサートで、知人の声楽家が歌っているのを聞いて知りました。歌詞の意味がわからなくても何となくクスリと笑え、意味を知って、また笑える曲です。
コーヒーのことばかり考えている娘と父親のやり取りを歌ったもの。
何で若い娘がコーヒー?と疑問に思いますが、当時はコーヒーハウスは女人禁制、コーヒーは女性が飲むものではないとされていたそう。その風潮に反発するかのように書かれた詩がこの曲のもとになっています。
コーヒーがやめられるわけないでしょう♪そういう主旨の曲ですが、バッハ自身もコーヒー好きだったのでしょうか。
この曲はまさにコーヒーハウスで演奏されたものと言われています。教会等からコーヒーハウスへ演奏の場を広げたのはバッハの功績。丁寧に入れたブラックコーヒーを飲みながら聞きたい曲です。
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author : cpbadm-f | - | -