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カルメン

少し前に経済紙で、「曲を楽しむならこのオペラ」というランキングの1位になっていて納得しました。
「カルメン」
恋に狂った衛兵伍長のドン・ホセと自由奔放に生きるカルメンを描いた
有名な歌劇です。
私の中で、スペイン=情熱の国というイメージが作られたのは、この歌劇が大きいように思います。
仕事も婚約者も捨ててカルメンに夢中になるホセ。カルメンへの愛を歌った「花の歌」はあまりにも有名です。
Te revoir, Carmen, oui, te revoir!
(ただひとつ 希望は)おまえに会うことだけ!
と切々としたテノールが歌いあげます。
ところでストーリーは悲劇ですが、後味の悪さが残らないのはなぜでしょうか。美しくなじみのある旋律も、その一助となっているように思います。
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author : cpbadm-f | - | -