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第九

クラシック関連のあるサイトの集計によれば、今年の年末、全国で演奏される「第九」は、オーケストラと合唱団による全曲演奏だけで160回にも及ぶそうです。
最初はドイツで大みそかに演奏されるのにならったという説もありますが、戦後、楽団員が正月の「餅代」を稼ぐために演奏するのが広がり、定着した、といわれています。大人数で構成されるため、その友人や家族などで一定程度の客数が担保されるというわけ。
でもここまで定着したのは、感謝と喜びで一年の終わりを迎える日本人の精神性に、マッチするものがこの曲にあるからではないか、と思います。
新潟では、12月27日に第10回新潟第九コンサート2009がりゅーとぴあで開かれるようです。CDもいいですが、この時季にはやっぱり生の「第九」が聴きたいです。
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