中原淳一

久しぶりに中原淳一の絵を見る機会がありました。
戦後に活躍した人気画家です。
その名を知らなくても、長いまつげとこぼれおちそうなほど大きな目の女性の絵を見れば、多くの人が「あの・・」と思い当たるのではないかと思います。
「女性の友」、自ら創刊した「それいゆ」などの表紙を手掛け、今なお多くのファンがいる画家です。
以前、東京で仕事に使っている大事な手帳を落とし、予定や連絡先などすべて失って落胆しているとき、拾った方が挟んだ名刺を見て連絡をくださり、手元に返ってくる出来事がありました。お礼のあと、何度かやり取りをさせていただくときに、何気なく中原淳一の絵葉書を使ったところ、拾った方は中原氏の関係者であったことがわかり、非常に驚きました。
そんなわけで、特別に縁を感じている画家です。
中原氏の絵に描かれている女性は、いずれも美しく、輝いています。女性とはそうあってほしいという願いも込められているのでしょうか。見る度に希望を感じます。
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お風呂で音楽

思わぬところで、「音楽」の二文字に出くわしました。
電気給湯器についてネットで調べていたところ、最近はBGM機能がついたものが発売されていて、音楽プレーヤーを台所のリモコンに接続すると、浴室のリモコンから音楽が流れるということでした。
浴室からプレーヤー本体を操作できるわけではありませんが、持ち込む必要がないので、防水性のあるなしにかかわらず、バスタイムに音楽を楽しめるというわけ。
各メディアを結びつける動きは想像以上に急発達しているように思います。
しかし、自分が疎いからということもありますが、あまり「ながら」で音楽を聞きたいとはなぜか思いません。古くはウオークマンも何台か試してみましたが、あまり定着しませんでした。音楽をかけて料理や掃除をするということもあまりありません。
何か別のことをしているときはその環境で得られる音や景色を大事にしたいという気持ちの方が知らずに勝っているのでしょうか。ちょっと固く考えすぎのようですが、自然のままのつもりです。
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