ウエストサイドストーリー

子供のころ、姉の影響で吹奏楽のコンサートに行く機会が多くありました。
そのため、吹奏楽用に編曲された曲から、その曲を初めて知る、ということがよくありました。
その中のひとつが「ウエストサイドストーリー」。
今でも中学の吹奏楽部あたりでよく演奏され、定演の定番ともなっているようです。
中でも「トゥナイト」は、よく聞きました。
ウエストサイドストーリーは、シェークスピアのロミオとジュリエットに着想された作品で、ニューヨークの少年ギャング団の抗争の中で、犠牲になる男女とその恋を描いています。その恋人たちが自分たちの気持ちを確認するシーンの曲が「トゥナイト」。
吹奏楽、もしくはオーケストラの重厚な、というか野太い感じに耳が慣れてしまっているのですが、以前、リサイタルで聞いた声楽バージョンも素敵でした。
ソプラノとテノールの掛け合いが、まさに恋人たちを連想させていました。
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作業用BGM

パソコンで何らかの文章を書くときに聞いている作業用BGMのフォルダから。
あまりにもメジャーな曲が多いのですが、1つ目はフーガBWV578、通称小フーガです。
小学校のときに朝、目をつぶって3分間静かにしている「黙想の時間」というのがあり、そこで流れる曲であったように記憶しています。
あまりにも有名な旋律と精密な構成。懐かしさがあるせいか、心地よく耳に流れ込んできます。
2つ目はシューベルトのアヴェ・マリア。
スラヴァの声に癒されています。日本でスラヴァの知名度を一気に上げたのがアヴェマリアでした。
ながら族ではないので、音楽を聴きながらいろんな作業はできない方ですが、このフォルダの曲は、文章を書くにあたっても支障がないように感じています。
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ノクターン(夜想曲)

早朝というよりまだ星の瞬く未明の時間、目覚ましにショパンのノクターン(夜想曲)、作品9-2を聞くのが好きです。
映画やCMでもよく使われ、非常にメジャーな曲で、ショパンのノクターンといえばこの曲、という人も多いのではないかと思います。
甘美な旋律が繰り返され、心穏やかに聞くことができます。
この曲を聞くとジェームズ・ロビンズのバレエ作品「イン・ザ・ナイト」を連想します。バレエの話になってしまいますが、星空の中でノクターンが流れ、3組のカップルが順番に「作品27-1」「作品55-1」「作品55-2」を踊ります。
ストーリーが特別なく、初々しい恋、情熱にぶつかり合う恋などをさまざまに表現します。ストーリーに沿って展開していく作品もよいのですが、観る者に自由自在な時間を与えてくれます。作品9-2は最後に流れます。
ゆったりとした旋律だからこそ、想像力をかきたてるのかもしれません。
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