夏のロックフェス

夏はロックフェスティバルの季節。
きょうから、新潟県の苗場ではフジロックフェスティバルです。
国内外のトップアーティストの出演ですが、今年は加山雄三が「THE King ALL STARS」として出演するという話題も。日本人アーティストでは最年長クラスでしょうか。
今年の楽しみはほかに、来月16・17日のサマーソニック2014。今年はクイーンが来日し、ソニックにだけ出演するという垂涎の企画つきです。
フレディ・マーキュリーが亡くなって寂しさがありましたが、今年はポップス歌手のアダムランバートがボーカルで出演。
往年の名曲が新しく響くビッグステージとなりそうです。
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若いファンづくり

教育熱心な知人で、自分でピアノの演奏もすることから、子供の音感に実に配慮して子育てをしている人がいます。
ほとんど笑い話のような本気なような、祖父母が調子っぱずれに童謡を歌うと、音感が狂うとたしなめられているとか。
それはさておき、夏休みを前に、子供が入場できるコンサートの情報を見聞きします。東京交響楽団の「0歳からのオーケストラ」、日フィルの「夏休みコンサート」など。
実際、子供と一緒にきけるコンサートというのはそう多くない一方で、子供と一緒に聞きたいというニーズは高いようです。今は大抵の大きなホールには託児サービスがありますから、親自身が楽しむというよりは子供に聞かせたい、ということなのでしょう。
小さいころから本物に触れさせたいという親心と、将来のファンをつくりたい楽団側。楽団の目線も変わってきているのだろうと思います。
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やさしい本

出版不況が言われて久しいこのごろ、部数を伸ばしているという雑誌の編集者が書いた本を読んでいます。
実に誠実に、またあたたかみを感じる内容です。
そしてこの雑誌が実際、素晴らしいのです。
古きよきものも扱いながら、新しい。
働く女性の着る普段着の作り方を示し、それをバレエ団のバレリーナに着てもらって見せる。
作りもアイディアもとても新鮮です。
的外れかもしれないのですが、この雑誌の表紙そのものも、古くて新しい。
深沢七郎の「笛吹川」の表紙を描いた谷内六郎を思い起こしました。
「笛吹川」の表紙は、本の装丁をテーマとした地方の文学館のイベント情報で見たものです。
普遍性というものが、一つのキーワードとなっている時代かも、というのは言い過ぎでしょうか。
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