CHICAGO

カレンダーを見ていて、今日が米倉涼子のブロードウェーデビューだったと気づきました。
アンバダサー劇場で16年目というロングラン中の「CHICAGO]のロキシー役。
ブロードウェイでの日本人女優の主役は実に54年ぶりといいます。
売れない女優のロキシーが愛人を殺して投獄されるも、悪徳弁護士の力を借りて罪を正当化し、悲劇のヒロインとしてメディアの注目を浴びていくー
松本清張作品のイメージが強すぎたんでしょうか、米倉涼子って、悪役がとても似合う気がします。ロキシーははまり役に思えるのですが、私だけでしょうか。
クラシックバレエ出身の方ですが、ジャズでどんな魅力を発揮されるのか楽しみです。
公演は6日間ですが、8月に赤坂ACTシアターで凱旋公演。ヴェルマ役・アムラも来日ということです。
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ピアソラ没20年

あやうくパスワードを忘れかねないくらい、更新が滞っていました。
日付が変わってしまいましたが、7月4日はピアソラの命日でした。
そのとき、私は高校生でした。
初めてピアソラの音楽を聞いたときの、「古くて新しい音楽」という印象を今もよく覚えています。
系譜をたどると、生涯、実験を繰り返していた人でした。
タンゴからクラシックをめざし、再びタンゴを軸にした新しい音楽を目指してフランスから帰国。
エレキを取り入れたブエノスアイレス八重奏団は、保守的なタンゴファンから猛攻撃を受けたといいます(wikipedexia)。そしてさらに新境地を求めてニューヨークへ。
オリジナル作品にはテンポなどの指示が少なく、また書かれている指示通りに弾くのでは今ひとつと言われます。まさにピアソラ自身が音楽だった、という気がします。
また「アディオス・ノニーノ」を聞こうと思います。
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