万葉ジャズ

もとより、ジャンルを超えた音楽が好きで、この欄でも何度か書いていますが、最近気になっているのは、万葉ジャズシンガーと言われる、芝山真知子さんです。
何で読んだのか忘れてしまいましたが、奈良を拠点にこういう音楽をやっている人がいると知りました。
「やまとより」「 It's Been A Long Long Time」の二曲が、ご本人のホームページで視聴できました。
「やまとより」はテナーサックス奏者の尾田悟さんの作曲と言います。
万葉集の和歌にスタンダードジャズを乗せた曲に、伸びやかな歌声。
もっと和歌に対する理解を深めたいという思いにさせられます。
今は地元を拠点に、イベントや店舗などでの演奏会が多いようですが、活動の広がりに期待しています。
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「花」

この季節になると、聞きたくなるのは、滝廉太郎の「花」です。
歌詞が美しいことは承知の上で、とてもフルート演奏が聴きたくなります。
なぜなのだろうと考えてみると、小学生時代の記憶に行き着きます。
少し年上に、フルートが上手くて有名な人がいて、何かのコンサートだったか何だったかで、「花」の演奏を聴きました。
心に沁みる、とても美しい演奏でした。
その彼女は、今は後進を指導しつつ、演奏活動を行っている、と聞いています。
ところで残念ながら、これほど「花=フルート」と思っているのに、手持ちのフルート関係のCDの中に、「花」の演奏がひとつもないことが判明。
この渇望は、実はないものへの憧れだったのかも、などと思っています。
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