田園

ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」は、とても好きな曲の一つです。
メロディーが可憐で、とにかく聞いているだけで心が弾みます。
田園や小川の情景を思い起こさせる旋律、鳥の鳴き声を模した木管楽器の掛け合いがとても好きです。
大自然の恵みを喜び、偉大なる神への感謝と敬愛あふれる曲。
ウィーンフィルをはじめ、ヨーロッパの溶けあった響きのオーケストラがよく似合うように思います。
ヨーロッパで作られた曲のはずなのに、日本の自然情景にもしっくりくると思うのは私だけでしょうか。それだけ自然というものが普遍的だからかもしれません。
雪解けのころ、春の喜びを味わいながら聞くことの多い曲ですが、連日猛暑の日々だからこそ、この曲を手に取りました。
どんなときも私たちは大いなる自然に抱かれている、そう気付かせてくれる曲でもあります。
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author : cpbadm-f | - | -