ブルネロ

チェロ奏者の動向は、相変わらずつい目で追ってしまいます。
最近の話題は、アントニオ・パッパーノに率いられて来日したローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団の公演。
マリオ・ブルネロとの共演がありました。
マリオ・ブルネロはイタリアの名チェロ奏者。演目はドボルザークのチェロ協奏曲でした。
ブルネロの演奏は豊穣そのもの。
もちろん繊細な技巧も、ですが、私はチェロの最大の魅力は豊穣ということだと勝手に思っているので、ブルネロは余すところなくこの楽器のよさを引き出しているようにさえ、感じられるのです。
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ちょっとした奇跡

若い友人が結婚するというので、一緒にお祝いソングを作らないか、と誘われました。
多用にしていてなかなかそういうモードにならず、これはちょっと無理かな、と思い始めましたが、式の2日前に詩が完成。
間に合いませんよね?と曲をつける友人に聞いたら、出張だったそうで、駅のホームで書いたといって間に合ってしまいました。
こういうとき、大抵は歌詞カードを用意して配るのですが、今回はサプライズなのでそれはなし。
初めて歌詞なしで聞いて印象に残してもらうためには、シンプルな歌詞、シンプルな旋律がよいように思います。旋律が複雑だと、いい曲だ、という印象は残っても、具体的なものが残らないような。
当日は曲をつけた友人がピアノで弾き語りをしました。
よくこれを朝のホームで書いたね、という曲でした。
創作をしていると、ちょっとした奇跡が起こるような気がします。
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