ユンディ・リ

一般紙の経済面で、最近ビジュアルを全面に押し出したクラシックアーティストが相次いで登場している、という主旨の記事を読みました。
日本人アーティストが何人か挙げられていましたが、それを見て思い浮かんだのは、ユンディ・リ。
2000年のショパンコンクールを中国人として初めて制したピアニストです。
日本ではキムタク似というルックスの話題が先行しがちですが、緻密なテクニックと圧倒的な表現力で、本当に好きなピアニストの一人。
今年はEMIクラシックスと契約してショパン作品の録音に傾注するということで、ショパン年の楽しみのひとつでもあります。
音楽がイメージだけで売られる時代だとは思いませんが、彼のビジュアルと21世紀のショパンのアンバランスなバランスが、多くの人を惹きつけているようにも思います。
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今日の一枚

今日は地元新潟の老舗アマチュアバンド「VANDAL KILLER]の「Chasing the scythe」を聴いています。
無料音源として配布しているものをいただきました。
オリジナルの2曲が収録されています。
友人との永遠の別れの悲しみを怒りで表現した表題作は、メッセージ性の強い一曲です。

ジャンルとしては、ヘビメタ系のメロディックパワーメタル。
クラシック音楽に影響を受けたとされる系統です。
何となく、ハロウィンみたいな感じ?と思いました。

ところで、このバンドのホームページでは、メンバーがつづるそれぞれの「音楽の歴史」や思いを読むことができますが、
子供のころ聞いたアニメの主題歌の「かっこいい」が今につながっているーという一文が印象的でした。
普段縁のないジャンルでも、背景を知るとそのアーティストさんたちの物語が見えてきて、その音楽が身近に感じられることがあります。

もう何年もライブハウスに足を運んでいない私にも、熱狂が伝わってくる一枚でした。
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ラ・フォル・ジュルネ

音楽にあまり興味のない知人から、「クラシックのCDを買った」と
画像つきのメールが来ました。
そのCDはショパン。今年はショパン生誕200年のショパン年とあってとっつきやすそうなCDもたくさん出ているようです。
ところで今年は「熱狂の日」音楽祭、「ラ・フォル・ジュルネ」が新潟で開かれます。
りゅーとぴあで4月30日と5月1日。
ラ・フォル・ジュルネの故郷であるフランス・ナントと
新潟が姉妹都市であることが縁となったそう。
テーマは「ショパンとバロック」。チケットもまだ発売されていないようですが、メモリアルイヤーにこの音楽祭、本当に楽しみです。
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